人にはそれぞれ個性があり、考えること・感じることが異なりますが、建築にも個性があり、同じものはありません。
敷地は簡単に手に入るものではなく、貴重なものです。
その限られた敷地が持つ特徴を実際にそこに立って読み解き、そして施主様の思いや希望、
夢を実現させるために建築士としてわたしが加わります。
その土地から見えるもの・聞こえるもの・感じるものはひとつひとつ違うため、
そこに建物が建った時には新たな物語が生まれます。
その空間に足を踏み入れた時から物語は始まり、居る場所・部屋によっても異なった物語が生まれます。
丈夫であることはもちろんのこと、使いやすく、自然素材の良さを活かしながら、
何十年もの間、住み手と建物が共存し、外部空間と一体に豊かな物語をつくっていける建物・建築をつくることを目指しています。